キャロットクラブ2021募集の感想文
2021年に募集されたキャロットクラブ募集馬のうち、何頭かについて、検討した感想を書きます。
あと数日(9月15日水曜現在)で当落が明らかになるわけですが、落ちてから言うのも未練がましいし、メンタル落ち込むし、当たってから言うのもなんだか調子に乗ってる感じになりそうなので、いまのうちに好き放題に書いてしまうことにしたのでした。
たぶん、未来の自分以外には、なんら資するものではないでしょう。
出資希望馬
出資希望を提出した3頭について述べます。
71ジュモーの20(最優先)
おそらく、母年齢が微妙なお年頃(14歳)で、馬体が小さめ(推定日齢500日前後で420キロ)だったことは、最初の中間発表で名前が挙がっていなかったことの原因だと思っています。
しかし、母年齢、測尺での減点はありません。
歩様について、直飛寄りで踏み込みが浅く見える点および大きくのしのしと動いていない点がこれまた不人気材料かと思われますが、問題としませんでした。
芝の中長距離で走れる馬であったほうが望ましいと思いますが、仮にダート馬であった場合は、ダートで活躍馬を輩出した牝系、3勝した母を見習って活躍していただきたいと思います。
かなり高いレベルの能力がある可能性(妄想)があり、バツなし最優先でも当選の可能性が高そうにみえた馬を、最優先希望として選びました。
31クローバーリーフの20
最初に出資したいと思った数頭の馬はすべて、中間発表をみて見送りました。
大幅な減点がないと思った馬のなかから、魅力のある馬を2頭、一般希望で提出しています。
本馬の魅力は、血統と馬体、歩様が矛盾していないように感じた点です。
母がダートで3勝して5000万稼いだ馬であり、父キンシャサノキセキでそのダート適性を邪魔しないと思われますから、基本的にはダートで活躍を期待したい配合です。
測尺の管囲、体重から大きめの体に成長しそうですし、繋ぎの感じもダートに合いそうな雰囲気を感じます。
厩舎もダートの勝ち数が多い厩舎です。
ただし「ダート向き」と思っている時点で、データ上、期待される賞金回収額は低くなるので、2400万円でもコスパがいいタイプか?となると疑問は残っています。
73 ピュアブリーゼの20
未来の母馬優先権を所望した枠です。
ピュアブリーゼの2020の血統表 | 競走馬データ - netkeiba.com
Sadler's Wells持ちのエフフォーリアやシュネルマイスター、グレナディアガーズが種牡馬となった暁には、花嫁候補として。
聞きかじりの配合パターンとしては3/4サンデーまたは1/4サンデーで、なおかつヌレサド配合。NorthernDancer系のクロスがあまりキツキツにならないのもよろしいのでは。
とはいえ、この馬は勝ち上がることができるかどうか、が問題にはなりそうですが、タフな馬場向きで一発当たってもいいような気もしないではありません。希望的観測ですが。
「最優先」候補だった馬たち(順不同)
結局、お値段が最重要でした。あとはわずかな確率に賭けて特攻するほど出資したいと思うかどうかという、誇大妄想の捗り具合(脳みその仕上がり具合)が超問題です。
52 エールドゥレーヴの20
配信された動画をみた一周目で抜けて良く見えました。クルミナルの人気の陰に隠れてもしかしてバツなしでG1馬に出資できちゃったりするのか・・・と妄想していたのですが、ふとカタログの立ち写真をみると、脚元がスッキリしない印象。
あれこれ悩んでいるうち意外に人気殺到していることが判明したので諦めました。
エピファネイアはインパクトは大きいものの産駒の重賞勝ち馬率は低めで、一発屋タイプだと思うのですが、その一発を狙っていくべきかすごく悩んだ馬でした。
ところで「母父としてのディープインパクト」って、アベレージヒッタータイプでは?(ボソッ
15 ケイティーズハートの20
なんで人気がないの、と思ったら前肢の外見的特徴が原因のもよう。
しかしむしろそれで人気がないのであれば、最優先の票を投じる魅力に溢れた体に見えました。
また、皐月賞馬を出したケイティーズハートからは名牝の匂いを感じましたが、その皐月賞馬とほぼ同配合の牝馬であれば、ほぼ名牝。
未来の母馬優先権を・・・なんなら桜花賞馬のタイトルつきで・・・と妄想はしました。
32 パルティトゥーラの20
立ち姿美麗。人気なので諦めー。
34 ポロンナルワの20
配合注目しました。人気なので諦めー。
25 シンハディーバの20
私のかんがえる優秀な母父種牡馬って、2200m以上で圧勝できる体力と量(Mの法則用語)を持つ馬なんです。もちろん母馬自身がそれを否定するような非力さやスケール感のないタイプの馬だった場合は、別の判断が必要でしょうが・・・。
今年の募集馬の父を見たなかで、該当しそうなのは、ハーツクライ、オルフェーヴルとキタサンブラックのみだと思いました。
ちなみにそういう母父についての考えからも、来年以降募集されるであろうレイデオロ牝馬には突撃したい。
以上です。
実際は募集全馬について、あれこれ分析と検討はしましたが、メモっておきたいことは書いたような気がするので、これくらいにしておきます。